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鷺と雪のこと [小説]

昨日、無理して出社したせいか、いまだに復調しませんOrz
というか、一人暮らしの厳しさと言うか、今日は眠くなる鎮痛剤で無理やり眠って状況をやり過ごすことに。
トラブルが発生しても完全に回復するまで時間がかかりすぎですorz

個人的には今日中に同人誌の整理をしたかったんですけどねぇ。分類きちんとやりたいです。

鷺と雪 北村薫 読了
という訳で、半分うつらうつらしながら拝読。
昭和初期の風俗とかいろいろと楽しめます。
改めて芥川や菊池、坂口といったあたりを現代史と絡めて再読したくなりますねぇ。でもこれは老後の道楽にとっておいたほうがいいのかなぁ(汗;

さておき、本作で直木賞を受賞されましたが、これについては非常に疑問です。
確かに作品としては非常に面白いのですが、本シリーズは未だに話の途中です。というか、鷺と雪に関して言えば、物語の途中で話が終っていると思います。
ドッペルゲンガーへの導入のためとはいえ、いたずら写真の動機も明示されずに終ってますし、なによりも、当初から予測されていたあの昭和の大事件の始まりしか語られていません。
個人的に、直木賞を受賞されたということは、このシリーズが完結、もしくはあの事件に関わることが語り終えたからだと思い込んでましたので・・・・
それだけに今回の受賞は、なんかおなざりな感じというか、作品として正当な評価のうえなのか疑問に感じてしまいます。ど
ひとがた流しで受賞させなかったのなら、本シリーズ完結まで待つべきだったように思うのですが・・・

つか・・・選考委員のコメント・・・あくまでも個人的にですが・・・・・・なんかダメだこいつらって感じが強いです・・・ボクの考えがずれているのかもしれませんが、いろいろとおなざりにされている昭和初期の風俗を掘り起こそうとする行為を認めないってのは・・・どうしたものなんでしょうねぇ・・・

なんにしても、物語は大きなうねりをもって激動の中へと進んでいくことになりそうです。
物語の最終章はどの時代になるのか・・・本当に興味はつきません。続きが本当に待ち遠しいです。

・・・椎名 林檎って、60年で一周したってことでしょうか(^^;
タグ:小説 北村薫
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コメント 3

takao

えっと、大変申し上げにくいのですが、ベッキーさんシリーズはこれで完結なのですよ。一応、調べましたが、文藝春秋のサイトの著者インタビューで「完結」とはっきり言っておられますので。

で、私と言えば、これで良かったと思っています。結局、このシリーズで北村先生が言いたかったことは、ベッキーさんのあの台詞に込められていると思います。そして、これから先の激動の時代に於いて、ベッキーさんやお嬢様ができることを考えると、果たして何かをできることがあるのだろうか、と思います。ですので、象徴的なあの場面で終わり、その後は読者の想像に任せる、と言う形でよいのではないか、と。もちろん、異論はたくさんあると思うのですが。

選評委員のコメント、直木賞のすべてのページで読みました。相変わらずの北方謙三さんの応援団っぷり、宮部みゆきさんの北村先生LOVEっぷり、そして渡辺淳一の相変わらずの「お前何様だよ!」っぷりが面白かったです。まぁ、渡辺淳一は渡辺淳一でダメなんですが、自分の意見が変わっていないのはさすがと思いました。むしろ、そのほかの、特に林真理子の風見鳥っぷりというか、「前回言っていることと変わっているじゃねぇか!」ってところに、絶望感を感じますね。こんな奴らが、権威は落ちたとは言え、日本で最大の文学賞の審査員をしているのが、とても信じられませんし、許されないですね。

参考文献のところなんか、それこそ「いろいろとおなざりにされている昭和初期の風俗を掘り起こそうとする行為を認めない」直木賞審査員達へのメッセージだと思ったのですが、それが届いていないのは非常に悲しいことだと思います。
by takao (2009-08-22 23:49) 

おどんとグリフス

takaoさま>nice&コメントありがとうございます
>ベッキーさんシリーズはこれで完結なのですよ。
そうなのですか・・・うーむ・・・
北村先生はニホン硬貨の謎で、唐突に物語を終らせたこともありましたから、これもありなのでしょうか。
正直、少々薬で頭がぼんやりとしていたので、今ひとつ物語が咀嚼できてないように思います。
街の灯から通して読み直さないと、いろいろ見落としているような気がしてきました。
北村先生の芥川への思いがいたるところでデジャブを起こして、ベッキーさんシリーズと円紫さんシリーズとどこか混同してしまっている部分もあるような・・・9月の連休にゆっくりと読みたいものです(^^;

>選評委員のコメント
直木賞ですからねぇ・・・orz 
権威ではなく、その時代の大衆がなにを求めたのか?
ということを客観的に評価すべきではないかと個人的には思うんですがねぇ。
選者として上から目線に立ちすぎなのも・・・

>直木賞審査員達へのメッセージだと思ったのですが、それが届いていないのは非常に悲しいことだと思います。
このような細かいエピソードは、うっかりするとあっという間に時代の流れに消えてしまうんですよね。
すでに戦後の児童文学も系統だって研究が難しい部分もあるようで・・・orz

by おどんとグリフス (2009-08-25 00:11) 

藍色

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
by 藍色 (2013-02-15 15:22) 

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